発明協会会長奨励賞
自動車用ワイパモータの小型・軽量化構造(特許第5112200号)
【群馬県発明協会】
川島 義親 |
株式会社ミツバ モータ技術部 モータ技術課 チームリーダー |
熊谷 俊司 |
株式会社ミツバ 研究部 研究第2課 課長 |
塩田 直樹 |
株式会社ミツバ モータ技術部 モータ技術課 チームリーダー |
実 施 功 績 賞
長瀬 裕一 |
株式会社ミツバ 代表取締役社長 |
本発明は、従来のワイパモータ(2極・重巻・3ブラシ(低速(Lo)、高速(Hi)作動用及び、アース(E)ブラシ)の構成)を、多極化(4極・重巻・3ブラシの構成)による小型・軽量化を実現する為の技術である。
従来のワイパモータ(2極・重巻・3ブラシの構成)を4極化する場合、その構成は、4極・重巻・6ブラシとなるが、電気回路内に均圧線を設けることで、従来と同様の3ブラシ化が可能となる。また、ブラシのレイアウトでは、Lo、Eブラシを90°間隔で構成し、本来Lo−Eブラシ間に設置されるHiブラシを、本来位置から180°対向配置することで、3つのブラシがコンミテータを軸中心に向かい3点から押し当てる、機械的バランスの良い構造にできる。
ワイパモータでは世界初となる多極(4極)化を実現し、多極化による小型・軽量化、低コスト化(小型・軽量化=材料使用量削減、資源保護)への実施効果が得られる。
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