中小企業庁長官奨励賞
窒素加工水(味付等)装置及び加工漬け方法(特許第4969897号)
【北海道発明協会】
若山 敏次 |
株式会社昭和冷凍プラント 代表取締役 |
本発明は、大気中から窒素ガスを抽出する窒素ガス抽出装置とその窒素ガスを水中に溶解させる事で酸素を追い出し、酸素の殆ど含まれていない窒素ガス溶解水を製造する装置を組み合わせた窒素加工水(味付等)製造システムである。
生鮮食品及び農水産物の洗浄及び加工水(味付け水等)は従来水道水、地下水及び海水を使用し冷却して使用しているが冷水は酸化の媒体となる酸素の溶存量が多いという問題点があったが、窒素加工水は酸素を窒素に置換する事により酸素をほとんど含まない冷水であるため、生鮮食品の品質劣化の原因の酸化を抑制し好気性雑菌の増殖の抑制する事により食品添加物や酸化防止剤を使用せずに今まで以上に鮮度保持する事が出来る。
窒素加工水(味付等)製造装置システムを使用する事で、酸化抑制及び雑菌の増殖抑制に繋がり、差別化を計り食の安心安全ブランドを確立する事が出来る。また窒素ガスは自然界のもので不活性ガスであり、負荷はなく環境にやさしいシステムである。
Copyright©1996- Japan Institute of Invention and Innovation All rights reserved