発明協会会長奨励賞
電気さくの支持ガイシ(意匠第1167607号)
【熊本県発明協会】
末松 弘 |
株式会社末松電子製作所 代表取締役 |
この電気さくの電線支持ガイシ(Sガイシ)は、下に示します[電気さくの使用例]のように、猪や鹿などの害獣による農作物への食害(被害)を防ぐための電気さくの裸電線を支持するために用います。
このSガイシは、次に案内します所定の手順で裸電線のたるみをとれるつくりとしました。
裸電線のたるみをとる所定の手順(下の[Sガイシ・拡大]と[正面図]をご高覧ください)
- 蝶ナット@をゆるめます。
- ガイシ本体Aをネジ式の固定具Bを軸に、時計回りに回転させます。
- ガイシ本体A裏面の上のくぼみ凹Cと下のくぼみ凹Dを支柱に押し当てます。
- 蝶ナット@を締めつけます。
以上のように、所定の手順で電気さくの裸電線のたるみを取れますので、裸電線は地面や草に触れることなく、裸電線にかかる衝撃電圧は漏電しなくなります。
こうして、裸電線には害獣に効果的な衝撃電圧をかけ続けることができます。
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