中小企業庁長官奨励賞
削り出しエルボの製造方法(特許第4491538号)
【大阪発明協会】
堀口 展男 |
野田金型有限会社 取締役社長 |
実 施 功 績 賞
下田 知也 |
シモダフランジ株式会社 代表取締役社長 |
本発明は、一体品からエルボを削り出すことに成功。しかも歪みが無く、どの断面でも真円を確保でき、設計図面通りの仕上がりとなる。当然肉厚は均等であり、任意に肉厚を変更することも可能。エロージョン対策も可能になった。
設計図面と同じ形状・精度のエルボを製作する新工法である。しかも高価な5軸加工機でなく市場保有数の多い安価な3軸加工機で加工することが出来る方法を開発。削り出しエルボの大量製作が可能になっただけでなく、同一製品が再現できることから研究開発に飛躍的な進歩をもたらした。従来工法では達成できない高精度を確保し安全性と信頼性を高め、且つ寿命を飛躍的に延ばすこととなった。
経済産業省:戦略的基盤技術高度化支援事業に採択され、第4回ものづくり日本大賞で優秀賞を受賞した。研究機関での試験体として採用され、産業界でも標準部品として採用され始め、その高性能を認められている。
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