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平成24年度関東地方発明表彰

特許庁長官奨励賞

クォーツの精度を持つ機械式時計の発明(特許第3006593号)

【長野県発明協会】

小池 邦夫

セイコーエプソン株式会社 W開発設計グループ 課長

清水 栄作

元 セイコーエプソン株式会社 W開発設計グループ 主任

中村 英典

セイコーエプソン株式会社 Pプロジェクト 主任

新川 修

セイコーエプソン株式会社 IJ要素開発部 主事

高橋 理

セイコーエプソン株式会社 W高級商品生産グループ 課長

実 施 功 績 賞

碓井 稔

セイコーエプソン株式会社 代表取締役社長


電池交換不要であり耐久性も高い機械式時計、精度が高いクォーツ時計、本発明はその両方の長所を兼ね備えた「第3の時計」を実現するための基幹技術である。
機械式時計と同様にぜんまいの力を歯車輪列に伝達して針を動かす。同時にローターを回転させて発電し電子回路(IC)を動作させる。電子回路(IC)は、ローターの回転周期より遥かに細かい周期にて、電磁コイル両端をON/OFFすることによって、ローターの回転周期が一定になるように電磁ブレーキを制御する。この方式により、水晶振動子の正確な基準周波数と同期した運針制御機構と、発電効率を一定以上に保つ発電機構を両立させることができた。
本発明を搭載した腕時計は平成11年に「スプリングドライブ」という名称で発売された。ぜんまい駆動でありながら、日差±1秒というクォーツ時計級の精度を達成した機構は、世界の時計業界から絶賛されている。日本の卓越した技術を融合させた高度かつオリジナリティ溢れる時計は、これからの新しい高級腕時計の方向性を示した。

本発明の機構

本発明の機構

本発明を採用した最新の腕時計

本発明を採用した最新の腕時計

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