九州経済産業局長賞
高性能空気圧式ボール発射装置(特許第4440985号)
【福岡県発明協会】
田中 完二 |
共和技研株式会社 代表取締役社長 |
既存事業(エアー機器関連における設計、セットアップ等)の傍ら、その経験・技術を活かして、高速で動く部分がなく、空気圧でボールを発射するという従来のピッチングマシンとは全く違った概念により開発されたもので、主に安全性・正確なコントロール・耐久性等の点で格段の優位性を誇るマシンを弊社独自技術で開発した。
- ボール1球毎に、球速や、回転数、回転軸、リリースポイントやコース(高低外内)等の変更ができる事等、調整が簡単で、ピッチングマシンとしてだけではなく、守備練習にも優れた効果がある。
- 消耗部品が少なく、従来製品の構造上の問題である金属疲労や、可動部分、振動・騒音が少なく、耐久性に大変優れ、ボールの痛み等も少ない事から、維持費が安価ですむ。
現在、スポーツ分野では、ピッチングマシンを活用したスポーツ器具(ボール、バット、グローブ等)の耐久試験装置の開発要請や、民間、公的機関等多方面(主に防災・防衛・農学バイオ・芸術工学)から、新たな活用・事業化の依頼を頂いており、実際に防災方面では消防庁・JAXAから注文を受けた新型消火弾発射装置を納入する等、ピッチングマシン以外の分野への事業展開を進めている。
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