発明協会会長奨励賞
完全自動型高性能焼却設備(特許第4626875号)
【沖縄県発明協会】
福富 健仁 |
株式会社トマス技術研究所 代表取締役 |
多種多様なゴミ種に対応でき、サーマルリサイクル技術を応用したリサイクル廃油廃食油を燃料とする、操作が簡単なコンパクトで排ガスの適正処理を可能にした高性能高公害ガス処理機能をもつ完全自動型焼却設備である。
燃焼室での焼却を過給気状態で行うため焼却物を完全に灰化でき、排ガスは高温度で燃え尽きるまで繰り返し完全焼却させるためタイヤ等の焼却でも完全に無煙無臭化でき、さらに高温度から低温度に急冷却する事でダイオキシン類の発生と再合成を大幅に抑制し、さらにバグフィルターによって排ガス浄化処理を施すことより大気中に低公害又は無公害で排出することができた。
環境関連の法令が定期的に改正され、不法投棄に関する罰則が強化されてきている。よって環境に配慮した焼却炉に対する潜在ニーズは今後ますます大きくなる。
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