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平成23年度近畿地方発明表彰

文部科学大臣発明奨励賞

3Dデジタル映像の伝送・放送・記録・再生方式の発明(特許第4618393号)

【大阪発明協会】

小塚 雅之

パナソニック株式会社 理事 本社R&D部門 メディアアライアンス戦略室 室長

大嶋 光昭

パナソニック株式会社 本社R&D部門 顧問

津賀 一宏

パナソニック株式会社 代表取締役専務 AVCネットワークス社 社長

福島 能久

パナソニック株式会社 常務役員 知的財産権担当 知的財産権本部 本部長

柏木 吉一郎

パナソニック株式会社 本社R&D部門 デジタル・ネットワーク開発センターAV技術開発グループ 主幹技師 パナソニックハリウッド研究所 所長

中村 和彦

パナソニック株式会社 AVCネットワークス社 コンシューマープロダクツ事業グループ ホームAVビジネスユニット ビジネスユニット長

森 美裕

パナソニック株式会社 本社R&D部門 デジタル・ネットワーク開発センターAV技術開発グループ 主幹技師

河原 俊之

パナソニック株式会社 AVCネットワークス社 コンシューマープロダクツ事業グループ 事業企画グループ 参事

岡田 智之

パナソニック株式会社 AVCネットワークス社 コンシューマープロダクツ事業グループ ホームAVビジネスユニット AV商品技術センター ビデオ商品技術グループ 商品ソフト設計第2チーム チームリーダー

東谷 易

パナソニック株式会社 AVCネットワークス社 コンシューマープロダクツ事業グループ ホームAVビジネスユニット AV商品技術センター ビデオ商品技術グループ 商品ソフト設計第2チーム 主幹技師

松井 健一

パナソニック株式会社 AVCネットワークス社 コンシューマープロダクツ事業グループ ホームAVビジネスユニット AV商品技術センター ビデオ商品技術グループ 商品ソフト設計第2チーム 主幹技師

長谷部 巧

阪和電子工業株式会社 代表取締役

実 施 功 績 賞

大坪 文雄

パナソニック株式会社 代表取締役社長

本発明は、2D機器と3D(立体映像)機器との互換性を実現する技術に関するものである。
アナログが主流であった1996年、2Dと3Dとの間の完全な互換性が実現できなかった。近年の2Dから3Dへの大きな規格の変更において、TVが白黒からカラーに変わった際と同様に、既存の機器との互換性を実現する技術が求められた。
本発明は、早い時期に、デジタルではデータ属性やファイル構造が定義できる点に着目することで、映像の放送、伝送、記録、再生に際して、2Dと3Dを識別し、既存の2D機器から読めない3Dデータのファイル構造を設けることにより、既存の2D機器では、2D映像を出力し、新規の3D機器においては、3D映像を出力することが可能である。
既存の2D機器と完全な互換性を持つ3D機器が実現出来るため、3Dの普及に不可欠な技術として、ほぼ全ての3D規格に正式採用され、3D機器(TV、ディスクレコーダー、デジカメ、ムービー、プロジェクター)に使用されており、3Dの普及に大きく貢献している。

3Dデジタル映像の伝送・放送・記録・再生方式の発明

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