発明協会会長奨励賞
プラズマチューブアレイ型表示装置の新型電極(特許第4680663号)
【兵庫県発明協会】
四戸 耕治 |
篠田プラズマ株式会社 商品設計部 課長 |
石本 学 |
篠田プラズマ株式会社 取締役 営業部 部長 |
粟本 健司 |
篠田プラズマ株式会社 主監 |
山崎 洋介 |
篠田プラズマ株式会社 プロセス技術部 |
平川 仁 |
篠田プラズマ株式会社 執行役 商品開発部 部長 |
山田 斉 |
元 富士通株式会社 富士通研究所 研究員 |
渡海 章 |
元 富士通株式会社 富士通研究所 研究員 |
実 施 功 績 賞
篠田 傳 |
篠田プラズマ株式会社 代表取締役会長兼社長 |
本発明は、細長いガス放電管を複数本並べ両面をフレキシブルな支持シートで挟んだプラズマチューブアレイ(PTA)型表示装置の電極構造を改良した発明である。
前面側の支持シートには所定の放電スリットを挟んで平行に延びる表示電極対が非放電スリットを介して複数対設けられるが、本発明ではこの表示電極対の一方をオール金属のメッシュパターンにすると共にバス電極を放電スリット側に設け、更に非放電スリット側ではメッシュの網目が逆スリット側に向けて解放するパターンとした。
この改良により透明導電膜を用いた従来電極に比べて曲げに対する強度が格段に向上し、かつ輝度と放電特性の両立を図ることができた。本発明は湾曲画面を特徴とするPTA型フィルムディスプレイの商品化に大きく貢献するものである。
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