発明協会会長奨励賞
ログハウス風の仮設用バイオトイレ(意匠第1102051号)
【北海道発明協会】
橘井 敏弘 |
正和電工株式会社 代表取締役 |
本意匠は、間伐材を活用したログハウス風の外見をした移動可能な組み立て便所で、大便や小便、トイレットペーパーを消滅状態迄処理する。バイオトイレ「バイオラックス」を内蔵した仮設トイレは「水を使わない」ので「環境に優しいトイレ」として注目されている。
従来の仮設トイレは、使用するたびに大便や小便が便槽内に溜まるが、バイオトイレ内に落下したし尿は消滅状態になるのでバキューム車は不要である。
本意匠の狙いは、周囲の自然環境に配慮した仮設トイレを提供する事にある。町内会ごとにある小さな公園や避難場所に指定されている大きな公園のトイレ、河川敷の公園トイレ、自然遺産や観光地のトイレ、山岳トイレや工事現場のトイレなど等に設置されている。
バイオトイレはトイレ排水が無い為に、河川や観光地の水質汚染や水質の向上対策の一環として導入される事例が多くあり、トイレを使用する多くの人たちや観光客にも好評を博している。
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