中国経済産業局長賞
自動製氷機の除氷運転方法(特許第4532201号)
【島根県発明協会】
高橋 賢二 |
ホシザキ電機株式会社 第二設計部先行技術開発課試験係 係長 |
門脇 静馬 |
ホシザキ電機株式会社 第二設計部先行技術開発課 |
実 施 功 績 賞
鈴木 幸彦 |
ホシザキ電機株式会社 代表取締役社長 |
製氷室にて製氷された氷を除氷運転にて離氷させる際、製氷室を均一に加熱させて異形氷の発生を抑制し、効率の良い除氷運転を実現させるため、除氷運転開始時に断続的にホットガスを供給させる行程を取り入れた。
除氷運転が開始されるとホットガス弁が開放されて蒸発器に高温のホットガスが供給され、ホットガスによって製氷室の温度が除々に上昇して行く。ホットガスが供給されてから所定時間が経過すると、ホットガス弁を閉じて製氷室を冷却させ、冷却開始から所定時間が経過すると、再度ホットガス弁HVを開放して製氷室を加熱させる。加熱と冷却により、徐々に製氷室を温度上昇させるため、製氷室全体を均一に温度上昇させることができた。
製氷室の温度上昇が均一化することにより除氷時にスムーズに離氷するため除氷効率が向上し、異形氷の発生を抑制することができるため形の良い氷を提供でき氷の商品価値が向上した。
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